地震が起きたときのペット(犬・猫)対処法 うちの子を守る!

地震が起きたときのペット(犬・猫)対処法 うちの子を守る!

地震が起きたとき家族であるペット守るため、どの様な対処をすればよいのでしょうか?置いてはいけない!避難時にペットはどうするのか、避難のための準備や注意点をご案内します。

地震が起きたときのペット(犬・猫)対処法 うちの子を守る!

 

地震が起きたときのペット(犬・猫)対処法 うちの子を守る!

 

地震 ペット 対処

 

地震が起きたとき家族であるペット(犬・猫)守るため、
どの様な対処をすればよいのでしょうか?置いてはいけない!
避難時にペットはどうするのか、避難のための準備や注意点をご案内します。

 

 

地震が起きたら迷わずペットと一緒に避難

 

地震が起きたら迷わずペットと一緒に避難しましょう。
しかし、いっしょに避難できなかったり、はぐれてしまったり、
いっしょに避難したけれど、いっしょに「避難所に入れない」場合もあります。

 

ペットと同行避難したものの、「避難所に入れない」場合があります。現実的には、
人命救助が優先され、ペットの受け入れ態勢は自治体ごとにバラツキがあります。
避難所には動物が苦手な人や動物アレルギーの人、臭いや鳴き声を気にする人もいます。
そのため、ペットの飼育場所を別に設ける避難所もあれば、一切受け付けない避難所もあるのです。
やっとの思いで避難所に到着しても、場合によっては門前払いをされることがあるのです。

 

 

同行避難と同伴避難の違い

同行避難とは、避難所まで一緒に避難してくることをいい、一方人間とペットが同じ空間で避難生活を送ることを、同伴避難といいます。 多くの避難所ではペットと人間は生活スペースを分け、屋内や屋外にケージや柵で囲った専用スペースを用意するといった対応をとっています。 ※盲導犬や介助犬、聴導犬などは同伴避難を認められています。

 

 

避難所の同伴避難の可否、避難所・自治体ごとに決まりや利用内容、同伴避難時の必要な持参物も結構違うので お住まいの自治体のHP等で事前確認しておきましょう。

 

 

地震 ペット 対処

 

 

 

 

 

 

一緒に避難できなかった場合の対処

ペット残留情報カード等を作っておく
もし、ペットを保護できなかったら無理はせず、ペットが逃げ出さないように、家の戸締まりをして避難をしよう。その際には、「家の中にペットがいます」と書かれたペット残留情報カード等を目立つところに貼り、ペットが室内に残っていることを表示しておきましょう。飼い主が戻れなくても、その情報を見た誰かがペットを救ってくれるかもしれません。情報さえ残していれば、ペットと再会できる可能性は高いのです。詳細を記載したペット残留情報カード等は、ぜひ準備しておきましょう。
迷子札やマイクロチップの装着
災害時にはペットが驚いて逃げ出してしまい一緒に避難出来ない事もあります。首輪に鑑札や狂犬病予防注射済票、迷子札を付けたり、マイクロチップを装着(登録済みか確認)しておくなどの所有者明示が大切になります。首輪が外れることも考えて、マイクロチップとの併用が望ましいです。また、ペットの写真や画像を用意しておくと、迷子のポスターなどを作成するときに役立ちます。

地震 ペット 対処

 

 

 

 

 

 

 

 

ペットのために必要なしつけと準備しておくもの

 

 

しつけ

しつけはペットが飼い主とスムーズに同行避難するための備えであり、
避難所で人とペットの居住区が分けられた時などにも安全・安心に過ごすための備えです。

 

犬の場合
★「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけを行う。
★ ケージ等の中に入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく。
★ 不必要に吠えないようしつけを行う。
★人や他の動物を怖がったり攻撃的にならないようにしておく。
★ 決められた場所で排泄ができるようにしておく。

 


 

 

猫の場合
★ ケージやキャリーバッグに入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく。
★人や他の動物を怖がったり攻撃的にならないようにしておく。
★決められた場所で排泄ができるようにしておく。

 

併せて下記の処置をしておく必要があります
★ 狂犬病予防接種などの各種ワクチン接種を行う。
★犬フィラリア症など寄生虫の予防、駆除を行う。
★不妊・去勢手術を行う。

 

 

 

 

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キャリーバッグやケージ等に慣らす

避難所ではケージ等に入ることが多くなります、入ることに慣らしておくことが大切。少しでもペットを落ち着かせるために、普段から使用しているキャリーバッグやケージ等で避難する。また、犬の場合は「待て」「お座り」「伏せ」「むやみにほえない」などの基本的なしつけをしておくことも大切。特に猫の場合は、避難所ではケージ等に入ったままになりがちなので、少しでもケージ等の外で運動ができるようにハーネスに慣らしておくとよい。

 

 

ペットフードと水の備蓄

ペット用支援物資が届くまでの5日以上、できれば7日間分を用意しておきましょう。避難所ではいつものフードはまず手に入りません。また、人間用の物資である水をペットに流用すると避難される可能性があります。ペット用の水が届くまでは、飼い主準備しておくのがマナーです。ペットボトルには必ず「ペット用」とマジックで明記しておきましょう。ペットようの紙皿、なども準備しておきましょう。

 

療養食や常備薬の準備

持病のあるペットには必需です。災害時には手に入りにくいので、普段から余分に準備しておきましょう。療養食や常備薬の種類や量などをメモして置きましょう。そのほか飼育記録や飼育手帳、ワクチン証明書、狂犬病予防注射済票のコピーなどを準備しておくと、いざという時にペットの命を守ります。

 

その他のペット用品等の準備

備蓄品は命に関わるものから優先順位を付けて準備しますが、ペットシーツ、トイレ用品、タオル、ブラシ、おもちゃ、トイレットペーパー、新聞紙、消臭スプレーなど、持参できる余裕があれば準備しておきましょう。

 

災害時の備えは複数の場所に用意する

災害時は玄関から出られるとは限りません。靴やペット用品の備蓄、首輪やリード、キャリーバッグ等は、同じものを3カ所くらいに用意しておくとよいでしょう。
できれば1カ所は家の外の物置などがいいと思います。

 

ネットワークを作っておく

 

普段から飼い主同士のネットワークを作っておくと、いざという時に助け合うことができます。例えば、情報を共有したり、足りないものを譲りあったり、被災地外にいれば一時的に預かってもらうことができる。飼い主に万が一のことがあったときでも、ペットを託せるような協力体制を築いておくことが大切です。

 

 

 

 

 

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