FXと株やNISAの違い【FX初心者にわかりやすい説明】

FXと株やNISAの違い【FX初心者にわかりやすい説明】

FXは株やNISAとどのように違うのか、わかりやすく解説します。

FXと株やNISAの違い【FX初心者にわかりやすい説明】

 

 

FXと株やNISAの違いについて

 

 

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NISAは投資で儲けた利益に対して税金が免除
されるという制度です。
少額投資非課税制度という税制優遇制度です。

 

それに対してFXや株はわかりやすく言えば投資によって
儲けるための方法です。

 

NISAについては税制優遇の制度なのでここではサラッと流して
FXと株との違いについて説明します。

 

 

 

FXと株の違い

 

 

FXも株もどちらも投資のための金融商品ですが
どの様に違うのでしょうか。

 

 

ポイント【FXと株の違い】

 

①投資対象

 

②取引可能時間

 

③必要な資金

 

④レバレッジ

 

⑤確定申告が必要かどうか

 

 

 

①投資対象

 

FXは世界各国の通貨が対象になります。
例えば円やドル、ユーロや元です。

 

対して株は上場している会社が発行している株式が対象です。

 

それと投資対象の数が違います。

 

FXの通貨ペア(ドル/円・ユーロ/円・ユーロ/ドルなどの組合せ)は
ほとんどのFX会社でのはおよそ20~30ペアほどです。

 

株の場合、上場している株式会社は3500社ほどですが、
証券会社が取扱う株の銘柄は約3000にもなります。

 

 

②取引可能時間

 

FXは平日24時間取引が可能です。
土日は出来ませんが祝日は取引が出来ます。

 

株は証券取引所が開いている
平日9:00から11:30までと12:30から15:00まで
しか取引が出来ません。
また、土日と祝日は取引できません。

 

株はサラリーマンなどお勤めの人には
時間的な制約が大きいと言えますネ

 

※もちろん夜の間にオーダーを出すことは出来ます。

 

しかし、約定(オーダーが決済される事)されるのは

 

証券取引所が開いてからになります。

 

 

③必要な資金

 

FXの場合、1000通貨(約4000円)から始められます。

 

株の場合は株式を会社が発行する株の価格が
最低資金となり
数十万、あるいは数百万が相場となります。

 

なれないうちは、少額から投資を始めたい
と考えている人にはFXが向いていると言えるでしょう。

 

 

④レバレッジが違う

 

レバレッジとは聞きなれないですが、「レバー:てこ(梃子)」
から来た言葉です。

 

少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組みです。

 

FXの場合はレバレッジは25倍まで設定できます。

 

株の場合、多くの人がやっている現物取引の場合はレバレッジは
ありません。

※株の信用取引の場合、レバレッジは3.3倍になります。

 

ただし、株の信用取引はオススメしません。

 

 

仮に資金を100万円で運用する場合

 

株の現物取引の場合100万円での運用ですが
FXでレバレッジ25倍にした場合2500万円
での運用が可能となります。

 

FXの最小の資金4000円を資金としてもレバレッジ25倍にした場合
10万円で運用できる事になります。

 

※しかし、後で述べますが、レバレッジを効かせるということは、

 

大きなリターンが狙える半面、リスクも大きく

 

なることに注意しなければなりません。

 

 

⑤確定申告が必要かどうか

 

FXの場合、一定以上の利益が出た場合、
自分で源泉徴収・確定申告をしなければなりません。

 

株の場合は証券会社に源泉徴収してもらうことが
可能なので確定申告の必要はありません。

※口座開設の時に「特定口座」を選択すると

 

証券会社に源泉徴収を委託することが出来ます。

 

ほとんどの人は「特定口座」を選択しています。

 

 

 

FXと株のメリット・デメリット

 

 

FXのメリット・デメリット

 

 

FXと株のメリット・デメリットまとめ

FXのメリット FXのデメリット 株のメリット 株のデメリット
レバレッジを効かせられる レバレッジはリスクにもなる 株主優待 高額な投資資金が必要
売り・買いの双方にチャンス 読みが外れると損失は大きい FXに比べ値動きが大きい 銘柄によっては売り買いしにくい
スワップポイントが期待できる 投機対象がたくさんある 下げ相場のチャンスがない
取引コストが安価 投資対象が多すぎ迷う
取引時間が長い

 

 

 

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FXのメリット

 

①レバレッジを効かせられる
少ない資金からでもレバレッジによって
大きな金額の取引が可能です。
資金効率の良い運用が出来ます。

 

②売り・買い両方に収益のチャンスがある
FXは売りからでも取引を開始することができるため、
通貨の下落においても収益チャンスがあります。

※株の場合も信用取引で「空売り」という手法で可能ですが、

 

非常にリスキーで一般の人には

 

オススメしません。

 

③スワップポイントが期待できる
かつては豪ドル、ニュージーランドドルなど、
現在はトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドなど
高金利通貨ほ保有することでスワップポイント
を得る事が出来ます。
売却益(キャピタルゲイン)とは別に保有することで
得られる利益、いわゆるインカムゲインです。
少し乱暴ですが、株にたとえるならば、
配当金や株主優待でしょうか・・・

 

④取引コストが安価
FXは基本的に取引手数料はかかりません。
厳密に言うと、スプレッドと名前を替えて
FX会社が利益を取ります。
買いと売りの価格の差から取り分をわずかに頂戴してるので
株に比べてはるかにローコストになります。

 

⑤取引時間が長い
FXは平日24時間取引が可能です。
土日は出来ませんが祝日は取引が出来ます。
平日に取引出来ないサラリーマンなどにも利便性があります。

 

 

 

 

 

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FXのデメリット

 

①レバレッジはハイリスク・ハイリターン
大きなレバレッジは大きく儲かりますが、損失にもレバレッジが
かかることを忘れては大損してしまいます。

 

②読みが外れると、損失は大きい
これは、株も同様ですが、
レバレッジが損失にも利きますので、注意が必要です。

 

 

 

 

株のメリット・デメリット

 

 

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株のメリット

 

①株主優待
企業によりますが配当金とは別に商品券や商品がもらえます。
出資者を集めるために各社は株主優待を工夫しています。
株主優待を目当てに安定株主になる人も多いのです。

 

②FXに比べて株式は値動きが大きい
大きく値動きすると大儲けできる
一年で10倍や100倍もあり得ます。
ただ、逆に急落することもあります。

 

③投資対象の選択肢が多い
証券会社の取扱は約3000社なので選択肢が豊富。

 

 

 

 

 

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株のデメリット

 

①高額な投資資金が必要
FXに比較して高額な投資金額が必要です。

 

②銘柄によっては売り買いしにくい
取引者が少ない銘柄は、売りたいときに買い手が付かない
場合がある(流動性が低い)、買う時も希望価格で買えない時がある。
対して、FXは対象が一国の通貨なので非常に流動性が高いく
約定しやすい。

 

③下げ相場の場合チャンスがない
FXは下げ相場でもチャンスがあるが、信用取引でもしない限り
株では下げ相場にチャンスはない。

 

④投資対象の選択肢が多い
上記のメリットにも書きましたが、選択肢が多いことは
半面デメリットにもなりうるのです。
初心者は、選択肢が多いがゆえに迷った挙句、
安易に評判や操作された情報になどにつられて、
機関投資家の餌食になってしまう場合があります。

 

 

 

 


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