湯を沸かすほどの熱い愛、悲しみの中に前向きさを感じる作品でした。
湯を沸かすほどの熱い愛 Blu-ray 通常版【Blu-ray】 [ 宮沢りえ ]宮沢りえさん演じるお母ちゃん(母、双葉)は、オダギリジョー演じる夫に家出され、コミュ障気味の娘(杉咲花)とともに暮らしていました。営んでいた銭湯は休業状態です。お母ちゃんは気弱な娘をいつも力づけます。そんなある日、お母ちゃんはパート先で倒れてしまいます。病院で精密検査を受けたところ検査結果はすい臓の末期がんで余命2か月余りである事が判明します。お母ちゃんは銭湯のカラの湯舟の中で夜まで泣いていましたが、気を取り直して、死ぬまでにやるべきことをやっておこうと決意するのでした。まず家出した夫を探しあてました。(オダギリジョーのダメ夫ぶりがいい味出してます)このダメ夫は浮気相手の連れ子の娘と暮らしていましたがお母ちゃんは、その浮気相手の連れ子娘をも家族として受け入れます。次に念願であった、銭湯を再開させる事を決意します。ダメ夫や子供たちに次々と指示を出し再開にこぎつけます。再開した銭湯には、再開を待ちわびていた、以前の常連さんが大喜びで来てくれます。コミュ障気味の気弱な娘も力づけてやりたい。夫の愛人の連れ子も、実の子のように愛してあげたい。自分はもうすぐ死んでしまうのに、まわりの人々に愛情を注いでやまないのでした。そして、とうとうお母ちゃんは倒れてしまいます。お母ちゃんの病気のことは娘には言ってなかったのですが娘は病気のことを知ってショックを受けます。これを機に、家族は団結するようになりました。お母ちゃんがそれを望んでいるのですから。そして、とうとうお母ちゃんは死んでしまいます。お母ちゃんの希望でお母ちゃんは銭湯の釜で焼かれました。火葬を銭湯で行ったのです。もう、犯罪ですね!その後、みんなで銭湯のお風呂に入ってそのあたたかさを噛みしめます。「湯を沸かすほどの熱い愛」のタイトルがオチのようになっています・・・悲しみの中に前向きさと明るさを感じる作品ですが、ちょっとヤリすぎかな。U-NEXTをオススメするワケ
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